広島市安佐南区大町のA様邸石州瓦葺替え工事です。

施主さまの庭に「青い瓦の破片」が落ちているとのご報告で調査に向かいました。

★欠片の原因はこちらでした！

屋根にあがってびっくり！瓦の角や側面、内側がパリパリ剥がれはじめていました。

数枚なら差し替えで対応したいとこですが

ほぼ屋根全体に割れた瓦が点在していることもあって、今回は葺替えのお話をさせて頂きました。

★古い瓦（青）を全部降ろしたところです。

幸い大きな穴や腐った下地部分はありませんでした。

★防水ルーフィングと桟木の施工です。

★今回は強化棟で施工する為支持金具を設置し、貫板（ぬきいた）を固定します。

強化棟（強力棟）とは・・・

棟部分の施工の仕方のひとつで、等間隔にステンレス製の金具を付けその金具の上に貫板（ぬきいた）入れて

冠瓦とビスで固定する施工です。赤土や熨斗を積み上げる従来の方法は土葺きに銅線固定するだけですが、

強化棟金具を取り付けることで棟がより強く固定されます。

棟の高さがないので横揺れにも強くズレる熨斗瓦がないので落下の危険も少ないです。

★ハイロールという防水性の高い材料で棟部分を固定します。

★ステンレス製のスクリュービスで棟を取り付けます。

完成しました！

銀黒の瓦が壁の白色に映えてとてもいい雰囲気です。

瓦の傷みはなかなかわかりにくいですが、今回のように瓦の破片が落ちてきたり漆喰（白いセメント）などが庭先にあれば一度やねっとにご相談ください！！！

『広島の屋根を守る屋根修理の匠』

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加藤

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