2019年06月19日
新潟の地震で被災された方々、
またご友人やご親族が被災地におられる方々、
ご心労の事と思います。一日も早く、元の生活に戻れる事をお祈りします。
大きく揺れ、落石や崖くずれなどが発生し、
家屋も多く被害がでているのに、
下敷きになったり、落下物等で命を落とされる方がおられなかったのは
不幸中の幸いでした。
朝早く、屋根の上でシートかけ作業する方の姿や、
年輩の方が落ちた瓦を運びだす映像を目にして、
安心して過ごせる家の大切さを改めて感じたところです。
雨も降っているようですし、さらに心配です。
地震の度に、崩れた瓦屋根の映像を目にして
瓦は地震に弱いとイメージされがちですが、
瓦屋根=地震に弱い というわけではありません。
瓦屋根は他の素材と比べ、長持ちするため、
以前の工法で施工された屋根がまだまだ残っています。
以前は、土葺き、釘打ち無しの工法で施工されていたため、
大きな揺れがあると、ずれて、崩れ落ちてしまいます。
今は防災瓦を使用することが多く、同じ場所であっても、
被害の大きさに差が見られます。
防災瓦は桟木に釘止めし、さらに、瓦同志がかみ合い、ロックされた状態で施工されます。
屋根一番上の部分の棟も棟の芯材を入れ、ネジでしっかりと固定しますの。
耐震性が高くなっています。
屋根の重量も、瓦は重いというイメージがありますが、
以前の土葺き工法と比べると、土を使用しない分、半分程度の重さになるのです。
もちろん他の屋根材に比べれは重いのは事実ですが、
耐久性や快適性が高いのは魅力です。
防災瓦へ葺替となると、少し工事金額は大きくなりますが、
最近頻繁に起こる地震、台風、大雨等の自然災害を、
起こり得る身近な事、として備えておく必要性が
以前より高まっているのかもしれません。
また、防災グッズや、備蓄も
広島は大丈夫、万が一、ではなく、
いつでも起こり得る事として準備しておかないと、
と、あらためて思います。
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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