2017年06月30日
昨夜遅くから先程まで広島県全体が激しい豪雨と雷に見舞われました。
特に3年前に土砂災害があった地域の方々は、安全なところに避難されたとは
思いますが不安な一夜を過ごされたことと思います。
今回の雨で弊社にも数件「雨漏りしたので見に来て欲しい」とのご依頼を承りましたが
天気の状況を見ながら、順番に向かっていますのでよろしくお願いいたします。
さて急な雨漏りをとりあえず自分でなんとかしようと、屋根に上がって応急処置をしようとする
人がいますが危ないので絶対にしないでください。
ブルーシートや養生テープを瓦の上に貼ってしまえばいいのだろうと
簡単に思われる方も多いですが、屋根の上は高所でしかも勾配(傾き)があります。
まして雨上がりの屋根は水気が残っていて一層滑りやすい状態です。
私たち屋根職人でも屋根の形によっては上がることを断念するケースもあるのに
素人だと間違いなく転落事故につながります。
このような場合、雨漏りしている屋根はとりあえず何もせずにほっておいてください。
今できることは雨漏りしている部分や部屋の被害を最小限に食い止めることが先決です。
サッシ回りや部屋の内可部から漏れている場合は雑巾やスポンジで水分を拭き取るようにしてみてください。
天井からの雨漏りは下にバケツ置いて対処しましょう、
シートや雑巾だと床に染みることがありますのでバケツや洗面器での対応をおすすめします。
雨量によっては容器が溢れるくらい雨が溜まることもありますので
定期的に雨漏り箇所をチェックして状況確認するようにしましょう。
そして特に怖いのは「雨漏りによる漏電」なので、もし可能であれば
雨漏りしている部屋のブレーカーを一時的に遮断しておくことも大事だと思います。
後は私たちやねっとスタッフが到着するまで屋根に上がることなくお待ちくださいませ。
雨の多いシーズンによくある「突然の雨漏りの対処法」をお届けしました!
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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