やねっとのスタッフブログ

2023年06月07日

今年も「線状降水帯」が心配な季節になりました

みなさんこんにちは。

屋根修理の匠、やねっとの加藤です。

先週は「災害級の大雨」の予報が出ましたね。

実際に、近畿、東海、関東地方で記録的な大雨になりました。

被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

今回も「線状降水帯」が発生して、大雨になったようです。

近年よく耳にする線状降水帯について、基本的なことを知っておきましょう。

 

 

①線状降水帯の正体

②発生しやすい地域はどこ?

③どんな対策をしたらいい?

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①線状降水帯の正体

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気象庁によると、線状降水帯とは

雨雲が次々に発生して列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞する雨域のこと。

発生のメカニズムは未解明の部分が多いものの、代表的なものは

気象庁HPより

気象庁HPより

地上近くに暖かく湿った空気が流入し

その空気が地形や前線の影響で上昇し雲が発生

大気の状態が不安定で湿潤な中、積乱雲が発達

上空の風の影響で、積乱雲が線状に並ぶ

という過程をたどります。

気象庁は昨年6月以降、大雨をもたらす「線状降水帯」が発生する可能性が高まった場合に、

気象情報の中に「線状降水帯」というキーワードを使用。

発生の半日程度前から呼びかける線状降水帯の予測情報を発表しています。

 

 

 

 

②発生しやすい地域はどこ?

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線状降水帯という言葉が使われ始めたのは、2014年の広島豪雨災害のときからのようです。

気象庁HPより

気象庁HPより

その後、各地で線状降水帯による大雨が観測されています。

気象庁「線状降水帯に関する情報について」より一部引用

気象庁「線状降水帯に関する情報について」より一部引用

この表をご覧になってお気づきの方もいらっしゃると思いますが、

線状降水帯による豪雨災害は西日本で多く発生しています。

常に大雨に対する備えが必要ですね。

 

 

③どんな対策をしたらいい?

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線状降水帯の発生が発表されると、その後数時間にわたって大雨となる可能性があります。

(発表された時点ですでに雨が降っている場合もあります)

以下のような点に注意して対策をとりましょう。

・外出や屋外での作業を避ける

・川や海に近づかない

・状況に応じて適切な避難(避難所、在宅避難など)を行う

・気象情報や自治体からの避難情報を随時確認する

大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる「危険度分布」、

愛称「キキクル」も合わせて活用しましょう。

 

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