みなさんこんにちは、

屋根修理の匠、やねっとの加藤です。

西日本豪雨災害発生からもうすぐ5年。

災害への備えはできていますか？

今日は防災バッグ（非常用持ち出し袋）のお話です。

①“災害大国”なのに常備率は3割以下

②最低限用意しておきたいアイテム

③ふだんの置き場所と点検について

①“災害大国”なのに常備率は3割以下

2020年にサントリー食品インターナショナルが1万人を対象に調査した結果によると、

防災バッグの常備率は28.9％。

“災害大国”といわれる日本ですが、備えがある人は3割にも満たないことが分かりました。

西日本豪雨で大きく被災した中国四国地方の常備率は23.4％と、全国平均を下回っています。

みなさんのご家庭はいかがですか？

防災バックをお持ちですか？

さらにこの調査で判明したのは、防災バッグを持っている人でも、

33％はバッグの中に期限切れのアイテムが入っていました。

防災バッグを定期的に点検している人はもっと少なく、13.4％。

万一への備えとしては心細いですね。

②最低限用意しておきたいアイテム

まだ防災バッグをお持ちでない人のために、

「これだけは用意しておきたい」という防災バッグの中身をご紹介します。

（以下は最低限必要なものと言われています）

飲料水
食料（アルファ米、カップ麺、ビスケット、チョコレート、乾パンなど）
貴重品（現金、印鑑、預金通帳、健康保険証や免許証のコピーなど）
防災ずきん、ヘルメット
マスク
軍手、手袋
救急用品（ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬、お薬手帳など）
懐中電灯（予備電池も）
携帯ラジオ
携帯電話の充電器
衣類、下着
毛布、タオル
くつ、スリッパ
洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
ろうそく、ライター
めがね（ないと困る場合）
笛（居場所を知らせることができる）
筆記用具（紙、ボールペン、油性マジックなど）

「いちいち買い揃えるのは大変」という人向けに、アイテムとバッグのセットも販売されています。

セットの内容を確認して、足りない物だけ買い足しするのもいいでしょう。

③ふだんの置き場所と点検について

防災バッグは「すぐに持ち出せること」が重要です。

玄関や廊下に収納すした場合、災害時に玄関や廊下までたどり着けないことも考えられます。

リビングルームや寝室など、

ふだん過ごしている場所と距離が近いことが条件です。

また、防災バッグを収納ケースに入れる人がいます。

ケースに入れると、取り出す時間のロスが生じます。

緊急時にはわずかな時間のロスが命取りになりかねません。

すぐに持ち出せるようにそのまま置いておきましょう。

期限切れを防ぐために、定期的な中身の点検も必要です。

とはいえ、そうそうチェックもできません。

半年に1回のサイクルで点検すると、ライフスタイルの変化などにも気づき、

必要なアイテムの更新がしやすくなるでしょう。

「備えあれば・・・」の気持ちで、防災バッグをご用意くださいね。

『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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