2022年07月18日
みなさんこんにちは。
屋根修理の匠、やねっとの加藤です。
この1週間も、各地で豪雨のニュースを目にしました。
本当にここ数年の雨の降り方は尋常ではないですね。
気候変動あるいは地球温暖化の影響と言われている中で、
広島市では松井市長が「広島市気候非常事態宣言」を発表しました。
この宣言、一体どのようなものなのでしょうか。
①地球温暖化対策に取り組む決意
②温暖化対策としての太陽光発電
③太陽光発電のメリット・デメリット
①地球温暖化対策に取り組む決意
広島市気候非常事態宣言は、広島市が地球温暖化対策に全力を挙げて取り組むことを決意したもの。
宣言では、多くの犠牲者が出た2014年、18年の豪雨災害の要因に、
自然の限界を超えた人為起源の温室効果ガスの排出による気候変動の影響があると考えられる
と指摘。
温暖化の進行は、災害発生リスクがより一層高まるだけでなく、
人類の生存基盤をも破壊しかねない気候危機ともいえる状況だと見ています。
広島市は事業者や近隣市町、国際社会と連携してこの問題に取り組むことを決意したものです。
②温暖化対策としての太陽光発電
地球温暖化を止めるために有効とされているのが温室効果ガスの削減です。
温室効果ガスには、二酸化炭素(CO2)、メタン、一酸化二窒素などがありますが
最も身近なものがCO2ですね。
CO2は、石炭や石油などの化石燃料や木、プラスチックなどを燃やすと発生します。
太陽光発電・水力発電・風力発電などの自然エネルギーは
環境に負荷がかかるリスクがない・もしくはほとんどないため
「クリーンエネルギー」と呼ばれています。
太陽光発電は、自宅の電気代の削減だけでなく、地球温暖化防止にも役立っているというわけです。
③太陽光発電のメリット・デメリット
では太陽光発電を住宅に設置した場合、どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。
メリットとしては
➀光熱費の大幅カット
(日中は自家発電した電力を使用。低価格の夜間電力だけを電力会社から購入)
②余った電力は売電可能!
(使いきれなかった剰余電力は、電力会社に売ることができる)
③発電した電力を蓄電池に貯めれば災害時の備えになる
(蓄電池の設置が必要です)
④環境に優しい
(CO2排出量が極めて少ない)
⑤寿命が長い
(一般的にソーラーパネルの寿命は30~40年といわれている)
⑥設置費用の低価格化
(太陽光発電の普及により設置費用が緩やかに低下)
が挙げられます。
一方でデメリットとしては
➀天候や地域によって発電量が左右される
(曇天時は晴天時の約半分、雨天時には約1/4まで発電効率が減少)
②売電価格の低価格化
(2009年の1kwhあたり売電価格48円が2019年には1/2の24円に)
③定期的にメンテナンスが必要
(メンテナンスが義務付け。費用は1回につき5万円前後で、実施しないと罰則対象)
④住宅の屋根を加工する必要がある
(瓦を外したり、屋根に穴を空けたりする工程がある)
⑤反射光の発生(光害)
(ソーラーパネルに反射した太陽光が眩しいという苦情から近隣トラブルが発生する場合も)
といったところでしょうか。
太陽光発電を導入する際は、メリット、デメリットをしっかりふまえてご検討ください。
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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