2021年12月03日
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みなさんこんにちは。
「屋根修理の匠」やねっとの加藤です。
いよいよ12月。広島県の山間部では初雪の便りが聞こえてきました。
車のタイヤ交換は、週末はどこも予約でいっぱいですね。
早めの準備が大切だと、皆さんよくご存知です。
車の冬対策はバッチリでも、お家の屋根はどうでしょうか?
「最近は暖冬だから」と思っていても、一度の積雪で大きなダメージを受けることがあります。
転ばぬ先の杖、積もらぬ先の雪対策ということで、大切な住まいを守りましょう。
また、屋根からの落雪が、隣家の物を壊したり、通行人を負傷させたりすることも。
雪止めは、屋根を守ると同時に、近隣対策にも役立ちます。
建築基準法では1平方メートルに1センチの積雪で重量は約2kg。
30センチの積雪で約61kgとされています。
100平方メートルの屋根に30センチの雪が積もると、6トンもの負荷がかかることになります。
中でも軒は外壁の支えがなく、壊れやすい部分です。
屋根の積雪対策として一般的なものに「雪止め瓦」や「雪止め金具」があります。
最近の暖冬傾向を受け、設置している家が減ってきていますが、豪雪地帯の家や急勾配の屋根の家などでは必須の対策です。
雪止め瓦は、瓦そのものが雪止めの形状になっているもの。
屋根の色や形状にマッチした、景観を損なわない雪止めです。
雪止め金具は、屋根にステンレス製の金具を設置するもの。
さまざまなタイプの屋根に設置可能で、種類も豊富な雪止めです。
雪止めが必要なのは豪雪地帯?
いいえ、豪雪地帯では雪下ろしの際に雪止めが邪魔になります。
また、雪の重みで金具が曲がってしまうこともあります。
雪止めが最も有効なのは、豪雪地帯ではないが年に1〜2度は積雪がある、といった地域なのです。
特に注意が必要なのは、以下のような家にお住まいの方です。
・軒先の下にカーポートや、通路、樹木がある
雪の重みでカーポートの屋根が壊れたり、木が折れたりします。雪の塊が通行人に落ちると大変危険です。
・隣家の土地が近い
こちらの敷地に樹木やフェンスがあったとしても、屋根の雪が滑り落ちていった場合、トラブルになることがあります。
雨どいも、雪の重みで壊れやすい部材です。雪止めを設置することは、雨どいを守ることにもつながります。
特に今冬は寒波の到来が懸念されています。
気になった方は、お気軽にご相談ください。
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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