2022年03月16日
みなさんこんにちは。
屋根修理の匠、やねっとの加藤です。
昨秋から年末かけて、牛丼チェーン3社が値上げに踏み切りましたが、
今年は食品や日用品などのメーカー各社が値上げを発表しています。
今年に入って値上げされた主なものは……(出典:東京新聞)
1月 パン(山崎製パン、敷島製パン、フジパンなど大手が揃って値上げ)
1月 小麦製品(昭和産業が小麦粉やパスタなどを値上げ)
2月 食用油(Jオイルミルズがキャノーラ油を値上げ。4月にはサラダ油なども。昭和産業や日清オイリオグループも3〜4月に値上げ)
2月 冷凍食品(味の素冷凍食品、マルハニチロが値上げ。ニチレイも3月に値上げ)
2月 調味料(キッコーマンが値上げ。キューピー、ヤマサ、味の素、永谷園も3〜6月にかけて値上げ)
3月 乳製品(雪印が値上げ。森永、明治も4月から)
3月 ハンバーガー(マクドナルド)
など、ここに書ききれないほど多くのものが値上げされています。
4月には、あの「うまい棒」さえも10円から12円に値上げです。
うまい棒42年の歴史で初の値上げだそうです……。
(ここまでよく10円で頑張ってくれたものだと思います)
さて、この値上げラッシュの背景には何があるのでしょうか。
一つは原料価格の高騰です。
こちらは小麦の国際指標であるシカゴの先物価格の推移。
(出典:楽天証券)
小麦は2年前は1ブッシェル(約27.2kg)あたり6ドル以下だったものが、今年に入って10ドル台に。
一時は13ドルを超えていましたので、2倍以上に高騰しています。
皆さんご存知の通り、ウクライナ情勢緊迫化の影響です。
(昨年の北米で小麦が不作だったことも関係しています)
日本政府は4月から製粉会社への小麦売渡価格を17%値上げすると決定しました。
さらには原油価格も上昇が続いています。
(出典:SBI証券)
1バレル(約159リットル)あたり20ドル以下だったものが2年で100ドル台に。
なんと5倍です!
原料も燃料も高騰していることが、値上げの背景にあるのですね。
そしてこの原油価格の高騰が、建築資材の価格にも影響を与えています。
こちらは建設工事で使用される資材の総合的な価格動向を示す「建築資材物価指数」の、この2年間の推移です。(出典はいずれも一般財団法人建設物価調査会)
全国的に上昇していますが、広島でも
当たり前ですが同じ動きをしています!
瓦の価格はどうでしょうか……。広島地区の窯業を見てみましょう。
オレンジの線が、建築部門の指数です。
やはり上昇しています。
今後もこの傾向が続くと予想されています。
瓦も近いうちに値上げされることになるでしょう。
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
■■■■■株式会社やねっと■■■■■
加藤
広島本社
〒738-0843
広島市西区鈴が台2丁目18ー101
福山営業所
〒720-0824
福山市多治米町2丁目23-6