2022年11月02日
みなさんこんにちは。
屋根修理の匠、やねっとの加藤です。
いよいよ11月です。
各所で紅葉が見頃を迎えています。
秋の行楽シーズンも終盤。
楽しい思い出をつくってくださいね。
さて、今週のテーマは外壁塗装。
最近よく目にする「助成金で外壁塗装」の真偽についてお話しします。
まず最初にお伝えしなければならないのは、
外壁塗装に助成金や補助金は使えるのか?
ということです。
結論から言うと、
壁塗装でも利用できる助成金・補助金はあります。ただし……
お住まいの市町村に、助成金の制度があるとは限りません。
制度がない自治体の方が多いのです。
市町村単位での助成金のため、制度の利用には多くの場合、
「その自治体に本支店を置く事業者の施工」という条件がついています。
遠方からやって来る訪問セールスの業者の場合は、まず使えないでしょう。
また、
外壁塗装で使えるのは、基本的には省エネルギー化(断熱化)についての支援(補助)で、
補助上限は10万円としている自治体が多いです(もっと少ない自治体もあります)。
助成金は年度単位で募集され、ほとんどの自治体では予算上限に達すると受付が終了してしまいます。
4月に受け付けが始まって、夏頃には終了していることもあります。
申請時期は「工事着工前」のため、先に施工してしまうと対象外。
かなり使いにくい制度だといえます。
ですから、外壁塗装の助成金は
「ついでに狙ってみる」「出たらラッキー」
と考えたほうがいいでしょう。
とはいえ、助成金をチラつかせて外壁リフォーム営業を仕掛けてくる業者はけっこういます。
先ほど説明した通り、簡単には利用できない上に、制度がある自治体でも最大補助額は10万円。
「助成金活用で格安リフォーム」なんてありえません!
他にも、「モニター価格で激安で施工します」というセールスマンも。
郵便受けに投げ込まれるポスティングチラシも、格安価格を提示していることがあります。
塗装工事の施工費は、主に原材料(塗料)です。
格安の見積もりを出すために、例えば
3度塗りを2度塗りで済ませたり
低品質の塗料を使ったりする
可能性があります。
あるいは、「格安」「激安」で釣っておいて、後で条件を変更して高額な費用を請求する業者も存在します。
常識外れのうまい話はありません。
皆様、ご注意ください。
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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