2023年03月08日
みなさんこんにちは。
屋根修理の匠、やねっとの加藤です。
このところ話題になっているのが、コオロギを中心とした昆虫食。
もう食べた方はいらっしゃいますか?
賛否両論、さまざまな意見が出ていますので、
私も食用コオロギについて勉強してみました。
昆虫食が注目されているのは、実は日本だけではありません。
EUの政策執行機関、欧州委員会(EC)は昨年、コオロギを新規食品(New Food)として承認。
昆虫ではゴミムシダマシの幼虫、イナゴに続く3番目です。
これらの昆虫は安全で栄養価が高く、なおかつ環境負荷が低い食料であり、
そのままスナックとして、あるいは粉末にして他の食品原料として食べることができる。
というのが理由だそうで、肉に代わるタンパク質として期待されているのだとか・・・。
背景には「世界的な食糧危機」への懸念があります。
SDGsの目標「飢餓をゼロに」の実現に向け、食品ロス削減や、作物収量拡大と並行して取り組まれているのです。
コオロギのメリットとして一番に挙げられるのが、栄養価の高さです。
・タンパク質は乾燥物の42〜45%の含有量(牛肉の2倍相当)
・動物性脂肪は乾燥物の23〜29%
・必須アミノ酸やビタミンB12、オメガ3脂肪酸が牛乳より豊富
・カルシウムやマグネシウム、鉄・銅、マンガンや亜鉛などミネラルも多く含む
・殻はエビやカニと同じ成分のキチンで、繊維質も含む
飼育のしやすさも利点。
・コオロギの生育期間は短期間(約45日)
・可食部1kgの生産に必要な農地面積は、15㎡(鶏や牛肉は45~200㎡必要)
・肉1kg分に必要な飼料は約1.7kg(食肉は2.5kg~10kg)
と、効率の良い飼育ができるそうです。
現在発売されている主なコオロギ商品は
・無印良品のチョコ、せんべい
・ファミリーマートのプロテインバー、クッキーなど(販売地域限定)
・UHA味覚糖のせんべい
など、各社からさまざまな食品が発売されています。
コオロギには、エビやカニと類似の成分が含まれていますので、エビやカニのアレルギーをお持ちの方は食べられません。
いかがでしょうか?
「手に入るのなら食べてみたい」という方もいらっしゃると思います。
お食べになった方は、ぜひ感想をやねっとまでお寄せください。
私、加藤は、その感想を聞いてからにします(笑)。
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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