2022年02月19日
みなさんこんにちは。
屋根修理の匠、やねっとの加藤です。
冬季オリンピックが盛り上がっていますね。私も毎晩のテレビ中継が楽しみです。
スキージャンプ混合で、女子選手に失格者が続出したことが大きなニュースになりました。
今大会はジャッジやルールがいろいろと話題になりますね。
スキー競技のルール変更について調べてみました。
1998年の長野オリンピックでの原田選手の大ジャンプを覚えている人は少なくないでしょう。
当時はエースの船木選手を筆頭に圧倒的な強さを誇っていました。
ところが98年を境に、日本のジャンプ陣は低迷期に入ります。
その年までは、身長+80センチ以内と規定されていたスキー板の長さが、身長×146%に変更されました。
身長170センチの選手は250センチの板から248センチに縮められた一方で、
180センチの選手は260センチから263センチに伸びました。
板の長さの差が10センチから15センチに。
長身な選手には有利、小柄な選手が多い日本には不利な状況になったのです。
スキージャンプ陣はその後しばらく低迷します。
ちなみに当時はウェアも今ほど体にぴったりフィットしておらず、ブカブカでした。
ウェアについても徐々に体に密着したものに、ルールが厳格化されてきました。
「スキーの王様」と言われるノルディック複合でもルール変更がありました。
2大会連続で団体金メダルを獲得したした1992年アルベールビル、94年リレハンメルの後、
前半のジャンプの得点比率が軽くなり、後半の距離を重視する方向に変わっていきました。
期待された98年の長野では団体5位と振るいませんでした。
「日本人が強すぎると、ルールが変わる」
と噂されるようになったのは、このころからではないでしょうか。
欧州発のスポーツは、日本人が活躍すると興行的に盛り上がらないのだとか。
噂の域は出ませんが、ルール改正のタイミングが絶妙なだけに、
そう考える人が出てくるのも理解できます。
オリンピックとは関係なく、もっと古い話ですが
自動車レースのF1でも似たようなことがありましたね。
1988年に16戦15勝と圧倒的な強さを誇ったのがマクラーレンホンダ。
強さの理由は、アイルトン・セナ&アラン・プロストという2人の名ドライバーと
ホンダのV6ターボエンジンでした。
無敵の時代が続くかと思われましたが何と
翌年からターボエンジン禁止!
しかしホンダは「ターボ禁止なのは他のチームも同条件」と、新エンジンの開発に注力。
91年まで黄金時代を築きました。(92年にF1から撤退)
当時日本でも空前のF1ブームでしたので、覚えていらっしゃる人も多いでしょうね。
ルール変更を糧に、さらなる技術向上に努める日本らしいエピソードですね。
スキージャンプなどの競技でも、また日本人選手が活躍しています。
再び世界をあっと言われば、またルール変更があるかもしれませんが、
あきらめず頂点を目指すアスリートたちを、これからも応援したいですね!
『広島の屋根を守る屋根修理の匠』
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加藤
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